野菜はナスが好き

気まぐれにだらだらと書いてます

止まらない時計の針の音が響いていた

足を運んでいただきありがとうございます

きゅうりと言います。


今回は

アイドルグループ「透色ドロップ」さんの

『君が描く未来予想図に僕が居なくても』

という曲についての解釈がテーマです。


君が描く未来予想図に僕が居なくても

君が描く未来予想図に僕が居なくても

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204


この曲は発表されてからとっても好きで

切なさと歌詞の主人公がこれまでの自分に重なる部分があってどの曲よりも刺さります。


ちなみにライブのパフォーマンスも好きなんですけど

特にAメロの冒頭「走り出した電車から〜」

推しメンしか見てないのですが、

里穂の切ない表情、優しい振り

曲の導入に相応しく素敵です。

どの曲よりも好きなパフォです。

注目したこと無かったそこのあなた!

現場で見るもよし、YouTubeで見るもよし。

ぜひ里穂を見て!(推しメンの宣伝しかできない)


さて、歌詞の解釈は久しぶりに書くので

至らない点があると思います。

そして全体を通して主観であり、長いですが

よければ温かく最後まで読んでいただけるとありがたいです。



全部書き出すと論文レベルになってしまっていたので

サビと他のいくつかのフレーズについてだけ。



【サビ前のBメロ】

「名前なんてつけられないくだらない僕の日常を輝かせた思い出はいつでも横顔ばっかで」


はい、これつらい。

歌詞の主人公は君に出会った事で

これまでの日々に色がついて

輝きだしたんだと思います。

しかし、それでも主人公は君は僕のことを

見ていないことを心の奥でわかっているんです。

勝手な憶測ですが、横顔ばっかってことは

これまでキラキラ輝く思い出は君と過ごした日々で

いつも隣に君がいて楽しいけれど

君は自分の方向を見てないんじゃないのかな。

つまり僕は君を好きで、今を楽しいんでいるけれど

君はこれからの僕じゃない誰かとの未来を描いているのかもしれないな。という主人公の葛藤がある。

というこの前提をもとに以下の話も進んでいくので

よろしくお願いいたします。



1番サビ】

「君が光の中にいればいい」

光の中にいる「君」が僕の世界の主人公で

対比となる僕は光の外でただ君を見られたらいいってことだと解釈してます。

君が好きなのに僕との結末が見えないって

とてつもなく寂しいですよね

僕は選ばれないってことですからね。



「いい人で終わってもかまわない

優しくしかできないんだ」

はっきり言ってこの歌詞は刺さりすぎて

1周まわって心抉られてます。

僕は好きな人の「いい人」で

終わりたくないです。

以前のブログ「いちばんぼし」参照

だって辛くないですか?好きなんですよ?

僕は報われてほしいです。

2番目とか嫌なので。


おっと、暴れそうになりましたね。


優しくしかできないんだって最高に気が使えそうな気がしますけど「君」が主人公を向いてないのわかっててって事を前提にすればそりゃそうですよね。

同じ立場ならそう思ってしまうので痛いくらいわかります。

優しくなんてしても報われないのに

でもこれまでの関係性を壊したくないから

優しさで誤魔化すことしかできない。

いい人すぎますね。




2番サビ前Bメロ】

「涙なんて似合わないと拭ってくれた細い指

触れることすらできない弱いのは僕の方だね」

君は僕の気持ちに気づいているのかな?

いや、、気づいていないのか。

その指に触れられない弱さというのは

主人公がその指を触る資格がないということ。

ありがとうと言ってその指を取ることは

とても簡単な行為。

それさえもしちゃいけないって思ってしまうのは

好きだからであって、手に取ってしまえば

この好意に君は気づかれちゃうかもしれない。

だから触れられないんだと思います。



2番サビ】

「君が誰かと笑っていればいい」


君はこれからも僕と笑っていてくれ!


取り乱しました。


主人公くん優しすぎるよ

誰かの笑顔、幸せを願うことができる人はとても素敵です。

これまでたくさん思い出があるはずなのに僕じゃなく誰かと笑っていればいいだなんて




「いつかこの景色が思い出に変わっても

色褪せたりしないよね君のそばにいたよ」

主人公が自分の心に言い聞かせている事だと思います

君との思い出が今とっても大切なのに

これから先、時間が経ち心の奥で眠ってしまうことが怖くて、色褪せたりしないよね君のそばに僕はいたんだよ。

過去の変わらない事は忘れたくないですね。

大切な思い出ですもの。



【ラスサビ】

「ポケットの中にしまい込んだ

くしゃくしゃな僕の宝物

どこにいたって変わらない

幸せな未来を願っているよ」

落ちサビでこの歌詞で終わるんですけど

とんでもなく胸が苦しいです。


くしゃくしゃな僕の宝物=君との思い出

これは君との結末が見えないことに対して

受け入れたくないからポケットの中=心の奥

にしまい込んで気持ちとともに忘れようと

努めていたのだと思います。

けれど、

曲の歌詞で段々僕が君のが描く未来予想図にいないことを受け入れていってるように見えて

最後に受け入れて、

君のこれからの幸せな未来を願っているよ。

と気持ちを無理やり前に向かせているのだと思います。




僕は未来予想図にいなくていいから

君の幸せを願う主人公くん。

とても優しすぎて眩しいです。

いつかの自分に重ねてしまうような気がして胸が苦しいし、 辛い気持ちをたくさん堪えてるのかなとか勝手に感情移入してます。

推しメンにガチ恋するオタクとかに置き換えて考察してもそれはそれで面白そうな解釈かもしれませんね。

楽しいブログじゃなくてごめんなさい。




最後に


君が描く未来予想図に

僕の名前がありますように。


という一言だけ添えて。


ここまで読んでくださった方

ありがとうございました。





P.S.

タイトルの部分の歌詞が一番琴線に触れる言葉の並びで、この部分だけで400字くらい書いてました。

誰にも伝わらなさそうなので割愛しました。





またね